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スマホ、高校生の所持率は?!厄介な依存症とその実態

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中高生のスマホの使い方については、様々な意見や議論があり、実際に親もどうしていいか分からないという事も多いです。なぜなら今40代以上で親をやっている世代は、自分たちが中高生の頃は、携帯電話がまだ無かったので、携帯電話の扱いについて、子どもとして教育された記憶はないわけです。また、自分たちは少なくとも大学生くらいで携帯を持っているので、中学生や高校生がスマホや携帯を持った時のワクワク感や危険性もはっきりとはわかりません。携帯やスマホに関して、大人が子どもにどう教育していけばよいのか、まだ模索しているというのが現実です。

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高校生の携帯所持率は?

MMD研究所が、インテル セキュリティと共同で、2016年8月26日~8月31日に、高校生921人を対象に実施した「高校生のスマートフォン利用実態調査」の資料によると、

高校生のスマホ所持率は、93.0%

これは、2014年の時よりも、13.5%アップしている数値になるそうです。

ちなみに、スマホで普段していることは、

LINE(92.1%)
インターネット検索(88.8%)
音楽を聴く(77.7%)

が上位で、「勉強で活用」も38.5%いるそうです。

やはり問題になってくるのは、LINEです。LINE自体は、災害の時にも家族で連絡が取れるようにという思いで作られたツールで、愛のこもったツールなのですが、このLINEは「スマホ依存症」を引き起こす原因の一つにもなっています。楽しく使っているつもりが、いつの間にかスマホなしではいられなくなり、スマホに支配されるような事になってしまう事例がゴロゴロしています。

高校生のスマホ依存症

「スマホ依存症」と聞いて、どのような印象を受けるでしょうか?私個人としては、はじめて聞いたとき、それほど大変なものだとは思いませんでした。アルコール依存症のような重たいものではないし、大きな問題ではないと。しかし、詳しく聞いていくと、「スマホ依存症」それほど簡単なものではないようでした。

「スマホ依存症」というと、スマホを一日にどのくらい使っていると想像するでしょうか?

スマホ依存症のひどい高校生は、一日16時間、スマホを使っているそうです。つまり、寝る時間以外常に、です。スマホ依存症に対するカウンセリングを受けていても、そのカウンセリングの約2時間でさえ、スマホから離れられず、スマホを使用しながらのカウンセリングになるのだそうです。

『スマホは楽しい?』と聞かれても『楽しくはない』と答えるのだそうです。でも、LINEでの友達のやり取りをチェックしないといられないそうです。自分でも辛いからカウンセリングに行くのですが、辛いのにやめられないのです。

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この依存症は、アルコール依存症などの依存症と何ら変わりなく、スマホから離れられないことで、生活に支障が出ている、という事です。この依存症を治療するには、やはりスマホから離れる必要があり、医療機関での入院治療のようなこともあります。スマホ依存症も、他の依存症と変わりなく、治療によって良くなってはいくのですが、アルコール依存症の人が再びアルコールに手を出してしまうのと同じように、スマホ依存症の人も、再びスマホに依存してしまう危険性がすごく高いのだそうです。

と言うのも、

アルコール依存症の治療を終えた人は、アルコールを自分の近くに置かない、アルコールのある場所には行かない、など、アルコールから離れることで再びアルコールに依存することを避けることができます。

しかし、スマホ依存症の治療を終えた人の場合、スマホから離れた場所で生活するというのがとても難しく、アルコール依存症に例えるなら、今の社会は宴会会場のようなもので、一歩社会に踏み出せば、宴会会場のお酒のように、スマホの誘惑がたくさんあるのです。スマホ依存症を本当に克服していくのはとても難しいのです。

スマホ依存症の実態

ネット依存の疑いがある子どもが、中学生の6%、高校生の9%、推計で51万8千人というデータがあります。また、予備軍を含めれば、全国で70万~80万人の子どもが該当するのだとか。
参考サイト

少し怖い数字ではありますが、逆に考えれば、高校生の91%は、依存症ではないということでもあります。もちろん一人ひとり状況は違うでしょうから、依存症でなければ大丈夫という訳ではありませんが、しっかしと家庭でスマホの使い方のルールを作って、実践しているご家庭も多いという事でしょう。

勉強への悪影響なども言われていますので、スマホを子どもに買って与えるときに、しっかりとしたルールを作り、守らせる、ということを徹底したいところです。もしスマホを買ってあげた時に、何もルールを作らずに使うことを許してしまうと、後になってからどんなに言ってもなかなか聞きません。必ず、使い始めるときに、親子でルールを決め、徹底して守るように見守っていきましょう。

まとめ

スマホ依存症は、なってしまうと本当に大変です。大人になれば治るという事でもなく、一生不安に過ごさなければならないかもしれません。そうならないように、スマホを与えるときには親子や家族で十分に話し合ってルールを決めてください。

万が一、スマホ依存症になってしまった場合は、重度の場合、放置せず、専門機関に相談し、一緒に解決への道を探っていくようにしましょう。

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