教育

都会と田舎の真ん中、軽井沢でリーダーを育てる「ISAK」初の卒業生!

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都会と田舎の真ん中、軽井沢に平成14年に開校した高等学校「ISAK」。

日本以外からの生徒が7割という、国際的な高等学校で、

6月11日、初めての卒業式が行われました。

なんと輝かしい若者たちが多い事か!

これから世界の各地に飛び出し、様々な場所で

リーダーとして活躍していくことを期待されています。

こんなすてきな学校に我が子が入れるわけがない、そう思いながらも

一部の望みがあるのなら・・・

入試や学費が気になるところです。

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入試について

とってもステキな学校であることは間違いなさそう。しかし、ステキな学校であればあるほど、入学するのは難しいのだろうと予想がつきます。さて、どんなステップを踏めばいいのでしょう?

① ISAkが求める人材とは?
・ISAKの教育理念に深く共感し、世の中にポジティブな変化を起こせる存在になりたいという強い意志を持っている
・好奇心旺盛、創造性豊かで独立心のある生徒
・自律心がある
・失敗を恐れずチャレンジする意欲がある
・コミュニケーション能力が高く、周りのことを考えて行動できる
・創造力が豊かである世界中の生徒たちと積極的に交流しようとする
・意欲的に学業に励んでおり、モチベーションが高い

国際的なリーダーを育てたいISAKですから、何の問題もないのに今いる学校でダラダラと過ごしているような生徒さんをとってくれることはないでしょう。(いじめや様々な問題がある場合は別ですが。)願書提出のときには、今通っている学校に推薦状を書いてもらう、ということもあります。ISAKとして、学校でなくても習い事の先生、塾講師、課外活動の指導者などでも大丈夫としていますが、できるだけ早い段階から、保護者、生徒の気持ちを同じ方向に向けるよう、見学に行ったり、話をしたりして、気持ちの面でも高校入学に向けた準備をすることが大切だと感じます。

② 事前登録
2017年ー2018年度の募集はすでに締め切られていますが、2018年度及びそれ以降にISAKへの入学をご検討の方は「事前登録」をすることによって、ニュースレターを受け取ることができ、出願方法や入試に必要な情報、ISAKの最新情報を受け取ることができるようです。登録自体はそれほど大変ではありませんので、入学を検討しているのであれば、まず登録をしてみましょう。

③ 英語力
ISAKへの入学を考えている場合、基本的には毎日の生活が「英語」になります。学校としては、
『最低3年間学校で英語を学んだ経験があり、中級程度の英語力(聞く、話す、読む、書く力)が必要です。また、日常使う言語が英語という環境に順応しようとする意欲を有することが望ましいです』
としています。したがって、日本の中学校での3年間の英語学習の経験があれば、最低ラインはクリアしていると考えられますが、もしこの学校に入学を希望するのであれば、中学校3年間の英語学習をいかに充実させるかがカギになってきます。また、今の公立中学校の英語教育は、一般の高校入試にゴールを置いているため、ISAKが求める実践的なものとはかけ離れている場合があります。その場合には、どんな場所でも構わないので、実践的な英語に触れられる環境を用意してあげることで、入学した後の苦労が軽減されるかもしれません。

④ 入学するのはいつ?
国際的な学校という事で、始まるのは8月、終わるのは6月になっています。
したがって、ISAKに入学が決まっている場合、3月に中学校を卒業して、その後5~6か月空白が生まれます。その時間は、多くの場合、英語力を磨くためのプログラムに参加したりするようです。この辺りも相談すれば、ISAKが力になってくれるようです。

⑤ 入試の日程は?
事前登録でニュースレターを受け取ることが一番正確だと考えられますが、日本人の場合、今年は以下のように行われるようです。

2017年9月29日 願書及び学資援助フォーム公開

2017年12月5日 出願書類提出、検定料支払い締切

2017年12月18日 一次選考結果通知

2018年1月13-14日 二次選考(面接)

2018年1月24日 合格通知

2018年1月31日  入学手続き締切

⑥ 募集人数
日本人は、1年生枠での入学がすべてになります。例えば、2017年8月入学の1年生は40名になるそうです。狭き門とは言えそうです。

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⑦ キャンパス見学
ISAKの受験をご検討の生徒さん、保護者の方は、予約制で4月~11月の間にキャンパス見学を開催しているようです。
この学校一本で入試を頑張るというのは危険ですが、他の学校も併願しつつ、いくつかの合格内定校の中から選ぶ、くらいのスタンスでいられるよう、計画を立てたほうが良さそうです。また、試験は、適性検査と面接ということが言われていますが、詳しくは事前登録して情報をゲットしてください。

学費と奨学金制度

この学校の学費は、
『2017年度の学費は合計 381万円となっており、それに加えて30万円の年間施設費が必要となります。また、合格時には入学金として60万円お支払い頂いております。』
と記されています。正直、こんなに高い学費を払うのは無理です。しかし『志が高く、優秀な若者であれば、いかなるバックグラウンドであっても平等に門戸が開かれる学校にしたいという理念』があり、充実した学資支援プログラムがあるようです。月5万円から全額負担まで、様々な援助の形があるようで、それぞれの事情に応じた額の援助を受けられるとのこと。

気を付けたいのは、2年生から奨学金制度を受けることは難しいということなので、奨学金申請の書類は、願書やその他の書類と一緒に提出することを忘れずに、ということです。

申し込みの際には、学資援助申請書と一緒に、以下のいずれかも必要になります。
A 2015年度の納税申告書(日本語又は英語)
B雇用主が発行する2015年度または2016年度の給与証明(源泉徴収票等)

援助を受け取っている生徒は、当たり前と言えば当たり前ですが、学業成績や学校生活でも、奨学金をもらっているという責任が生じます。要するに、きちんと責任のある行動をし、学業も手を抜かず誠実に頑張れ、ということですね。

卒業生の進路

この6月に卒業した、21か国出身の52名。

「アジア、そして世界のために新たなフロンティアを作り出す」というISAKのミッションのもと、

3年間を過ごしてきた若者たち。

それぞれの国や地域のリーダーとして、よい変革を起こせる人になっていってほしい。

そんな期待を背負って、未来への希望を胸に旅立っていったそうです。

卒業生の声を拝見すると、
「卒業後、ISAKの仲間とプロジェクトを立ち上げたい。将来は自国に戻り、貧富の差からくる教育問題を解決したい。」
「卒業後は、1,2年のギャップイヤーをとり、実社会の中で自分が何を学ぶべきかを明確にさせたうえで、数年後に大学に進学したい。」
「将来は起業家になり、日本と世界をつなげることをしたい。・・・」

などなど、元気で希望に満ちた卒業生の声を聴くことができます。

大学に進学する生徒の進学先は多様性で、米国、英国、日本、欧州、中東、アジアと多岐に渡ります。
【米国】
アイビー・リーグ(ブラウン大学・タフツ大学)
小規模のリベラルアーツで有名なリトル・アイビー・リーグ(ミドルベリー大学)
ノーベル賞受賞者を多数輩出する事で知られるサウス・アイビー・リーグ(ヴァンダビル大学)
最難関女子大学(スミス大学)

【米国以外の大学】
ニューヨーク大学アブダビ校、
イェール大学シンガポール校、
トロント大学 など

【日本国内の大学】
東京大学、
早稲田大学、
慶應義塾大学、など
ISAK HP
ISAK卒業生の声

まとめ

世界のリーダーになっていく生徒たちが、日本の軽井沢という地で育てられていることを思うと、嬉しい気持ちになります。様々な問題のあるこの世界ですが、やはり、この世界を作るのも、変えていくのも人間です。より良くしていくのも、悪くしていくのも人間です。人間を育てる教育は、国の根幹ともいえます。

日本は教育にお金をかけない国ですが、民間からこのような素晴らしい学校が生まれることはうれしいですね。創始者の小林りんさん自身も、日本の高校を辞め、アメリカの高校を卒業し、大学は日本とアメリカ両方で学んでいるようですね。この学校の設立にあたっては、資金集めに駆け回ったというような話も聞きます。頭が下がるばかりです。

国に期待できないのであれば、自分もこのような学校に少額でも寄付できるような力のある人間になりたいものです!

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