教育

都会と田舎どっちで子育てするのがいい?!脳の働きから見るとどっち??

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都会と田舎、どちらで子育てするのが望ましいか、

この問いに対する答えは、永遠に出ることがありません。なぜなら、

2回子ども時代をやることはできないからです。結果の違いを見ることは不可能なので、

結論の出ない議論になるわけです。そこで、

今回は「脳」にスポットを当てて考えてみます。

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都会と田舎、どっちで子育てするのがいい?

都会と田舎、どちらで子育てするのがいいか、

これは永遠のテーマとも言えます。

都会にいれば、最新の教育を受けることができます。

これからセンター試験が変わるという話がありますが、

都会ではすでにこの変化に対応している塾もたくさんあります。

最近ではプログラミング教育なんていうものもメジャーになってきました。

塾は生徒獲得のビジネスでもあり、

子どもたちが楽しく学び、かつ受験対策として万全の体制をとっていきます。

 

一方、田舎といえば、最新の教育を受けるという事についてはかなり不利と言えます。

田舎には「お受験」と言われるものがなく(少しずつ私学が力を付け始めていますが)

一般的な高校受験から受験が始まる所が多く、

今のところは塾もそれほど最先端を追っていく必要も需要もありません。

その代わりに、田舎には「自然」というものがいたるところにあります。

川で遊んだり、山道を歩いたり、五感を刺激するものが多くあります。

 

それぞれ違った良さがあるというところで、我が子をどの環境で学ばせたいか、

悩みは尽きない訳です。今回は「脳」という側面から教育環境について考えてみましょう。

古い脳と新しい脳

よく脳には「古い脳(大脳辺縁系))」「新しい脳(大脳新皮質)」があると言われます。

古い脳は生きていくために必要な機能があるところで、すべての動物がもっています。

情動、食欲、性欲、睡眠欲、意欲などの本能、喜怒哀楽、情緒、などを

つかさどっていると言われます。

 

一方「新しい脳」は、進化した動物だけがもち、記憶や思考、言語などの

より高度で人間らしい機能をつかさどっています。

「お勉強をする」という行為は、こちらの「新しい脳」ということになります。

教育環境と脳

「勉強」をつかさどるのは「新しい脳」だと考えられて来ました。

「新しい脳(大脳新皮質)が知的な行為を司っていて

学習に大きく関わるものと 考えられていたのですが、この数年の研究で、

より効果的な学習をするための鍵は、古い脳(大脳辺縁系)にある という見方を

強めてきています。「やる気」を作り出しているのも「古い脳」の方で、「古い脳」が元気であることで

「新しい脳」も元気に働くことができると言えます。

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「古い脳」に大切なことは、五感を刺激することだと言われます。

この五感に刺激を与える、という面では、自然は最適といえます。

国立青少年教育振興機構の
「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」報告書〔概要〕 -子どもの頃の体験は,その後の人生に影響する-平成 22 年 10 月 14 日
を見てみると、

子どもの頃の体験が豊富な大人ほど,やる気や生きがいを持っている人が多い
■子どもの頃の「自然体験」や「友だちとの遊び」,「地域活動」等の体験が豊富な人ほど,「経験したことのないことには何でもチャレンジしてみたい」といった「意欲・関心」や,「電車やバスに乗ったときお年寄りや身体の不自由な人には席をゆずろうと思う」といった「規範意識」,「友だちに相談されることがよくある」といった「人間関係能力」が高い 。
■子どもの頃の体験が豊富な人ほど,最終学歴が「大学や大学院」と回答した割合が高く,その他,現在の年収が高かったり,1ヶ月に読む本の冊数が多くなる,結婚している,子どもの数が多い,という割合が高い傾向がみられる。
国立青年教育振興機構の調査結果
とあります。自然体験が人生にまで影響する可能性があるというのは驚きです。

もともと人間も自然の一部と考えれば当然ですが、

自然にの中にいるときは、普段とは違う特別な感覚を味わうことができます。

危険を伴うワクワク感がたまらない、そんな感覚を知っている人は少なくないのでは?

自然に中で脳に刺激を与えると、「やる気」に刺激が与えられ、その後の人生にもいい影響があると言えそうです。

まとめ

このように見てくると、可能であれば身近に自然もあり、最新の教育もあり、

両方同時にできる教育があればいいのでしょうが、今はどちらかに偏る環境が一般的なのかもしれません。

ただ、もし、お子さんが、何事に対してもやる気がない

という状態なら、自然の中で少しの間思いっきり遊ばせることで、古い脳に刺激が与えられ、

やる気が回復してくる可能性があります。

ゲーム、ビデオ、パソコンなどが普及し、子どもたちが外に出なくなり、外で泥だらけになって遊ぶことがないまま大人になっていった30歳までの人たちを対象に統計をとってみると、他者との関わり合いが非常に苦手で、相手を認めることをせず、争いばかり起こす大人が圧倒的に多かった、北欧にはそんな研究結果もあるそうです。

自然体験がすべてではありませんが、人間の本質的な部分について考えるのであれば、

特に小さい頃は、できる範囲ででも、田舎の自然の中で脳の土台である「古い脳」に

いい刺激を与えることを考えてもいいのかもしれません。

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