社会

人間とは?集中力が高まる時間帯の研究から効率的に勉強したい!

投稿日:

人が人である以上変わる事のない本質があります。その中の一つに、「集中力が高まる時間帯」があります。これまでもそして今現在も、日本の多くの場所で人の本質をベースにした考え方が見落とされている現実があります。人間とは、○○な生き物である。人間の本質をベースに、学校での学習環境について考えます。

スポンサーリンク

集中力が高まる時間帯は?

人間が人間である以上、朝起きて、夜眠るまでのサイクルの中で、最も集中力が高まる時間帯があります。それは、

午前10時~12時くらいの時間。

朝食を食べてしばらくし、少しお腹が落ち着いてきた9時半くらいから集中力が上がりはじめ、お昼でお腹がすく前くらいまでが集中力のピークになります。したがって、この時間帯は何をするにしても仕事がはかどり、気持ちよく体を動かしたり勉強したりすることもできます。皆さんも思い当たることがあるのではないでしょうか?

また、午後4時くらいも集中力が高くなるというデータもあります。

逆に集中力が最も落ちてしまう時間帯は何時くらいでしょう?経験から分かる方も多いと思いますが、

午後1時~3時くらいと言われます。

一般的に、お昼を食べた後の仕事効率は、午前中の仕事効率に比べるとだいぶ落ちます。これは自分だけではなく、人であればみんなこのような傾向があるという事です。もし、どうしても午後の仕事効率を維持したければ、昼寝をすることで回復することができます。
アメリカでは昼寝をほんの26分するだけで、業績が34%、集中力は54%も高まるという研究結果を受けて、雇用者の多くが従業員に十分休息をとってもらいたいと思うようになり、職場に昼寝スペースを設けた企業が数多くあると言います。グーグル(Google)やナイキ(Nike)など、良く知られている企業もその中の一つです。
参考サイト

集中力が増す時間と勉強の効率

 今も昔も学校の義務教育では、朝8時45分くらいから午後3時半くらいまで授業が行われています。1日に1~5,6時間の授業があり、ガッチリ決められたカリキュラムの中で毎日淡々と授業が回っています。

 ここで生徒たちの集中力に注目してカリキュラムを見返してみます。

すると、2時間目、3時間目の集中力が1日の中でもっともいいという事になります。

逆にお昼の後、5時間目、6時間目は、1日の中で最も集中力が落ちる時間帯です。

スポンサーリンク

 このように考えると、午後の授業はかなり効率が悪いことが予想されます。同じ教科、同じ先生であったとしても、午前中に授業があったクラスと、午後に授業があったクラスでは、それが長い期間になればなるほど、成績にも影響が表れます。実際には主要5科目は1週間に複数回授業があるため、あまり問題はないと思われますが、もし、同じ教科がいつも午後の授業になってしまったら、それは生徒と先生がどんなに頑張っても、午前中に授業が入っているクラスに比べるとかなり不利になるという事です。

集中力を高めるために昼寝をする学校

 福岡県の筑前町の中学校では、お昼寝タイムを導入しているとのことです。
13時15分から13時30分までお昼寝をします。モーツァルトの曲を聞きながら、枕も用意したりして、机に伏せて睡眠をとるそうです。お昼寝の後は清掃を行い、眠気をとり、その後午後の授業になるのだとか。
 高校でも同じように行っており、体に合った日課にすることで、東大進学率も大幅にアップしているとのこと。
お昼寝をする学校について

 取り入れ方には様々工夫が必要だと思われますが、最近では小学生、中学生ともに塾や部活で疲れてしまっている傾向があります。15分のお昼寝で自律神経が整うなら思い切って導入してみるのもいいのかもしれません。

まとめ

 人間が人間である以上、どうしても集中しやすい時間帯があり、集中できない時間があります。また、集中力は60分程度しか続かないというようなデータもありますし、長時間同じ場所で同じ事を強いられると集中力は落ちます。

 学校という場所が、新しいことを始めたり改革したりすることが難しい場所であることは分かっていますが、

例えば、午前中にしっかり勉強、午後はお昼寝と部活、そして夕方から午前中の学習の振り返りとまとめ、宿題についての確認を行い、帰宅。

こんな柔軟な取り組みがいろいろあってもいいのではないでしょうか。短い期間でやってみて、成果が出なければまた新しい試みをする。その繰り返しでより効率的な時間の使い方が分かってくるはずです。

 人間とはどういう生き物なのか、どういう時に効率よく働き、どういう時に効率が悪いのか。「頑張れ、頑張れ!」と精神論で戦うのではなく、人が心地よく元気に集中して生活できる環境を、日本はもっと積極的に開拓していってもいいのではないでしょうか。世界を見渡せば、様々な取り組みをしている組織がたくさんあります。

スポンサーリンク

-社会
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

日本人貯金の平均は?中央値と一世帯内訳とカラクリ 広がる老後不安

  景気が良くなってきているとは聞きますが、一般の人々の生活は一向に良くならない。お金の不安が大きく、みんなため込んでいるようです。さて、日本人の貯金の平均ってどのくらいなのでしょう?意外と …

日本のGDPと労働生産性ランキングの差はなぜか?上げるには?

日本は働きやすい国?それとも働きにくい国?私たち日本人にはこの問いに対する答えは分かりませんが、先進国の中でも、日本という国の働き方は、ちょっと異色のようです。働き方改革が叫ばれる中、暮らしやすく働き …

企業の利益を増やすカギはメンタルヘルス!国の損失は7千億円以上!

働く人のメンタルヘルスが、企業の利益や国に影響を与えるということが明らかになってきました。精神を病むほどガムシャラに働かせても、利益は上がることはないようです。 スポンサーリンク 関連

夏休みの期間は県ごとにだいぶ違う!世界はどう?学力はどう?

夏休みが始まりました!って、県によってはまだ始まっていないようですね~。調べてみると、日本国内でも、長さがずいぶん違うようです。世界まで目を向けると、学校はもちろん、社会人の夏休みの長さも、日本とはず …

ノーベル賞2017!行動経済学ってどんな内容?経済にどう役立つの?

ノーベル賞の経済学賞を受賞したリチャード・セイラーさん、ちょっと話題になっていますね。行動経済学などと言われる分野のようですが、何が彼をノーベル賞受賞へと導いたのか、彼が研究している分野はどのような分 …