教育

子どもが勉強しない!親はどう関わればいい?

投稿日:2017年5月19日 更新日:

母:「勉強しなさい!」
子:「今しようと思っていたのに!言われたからやる気がなくなった。もうやらない。」

こんな会話、よくありますよね。我慢して我慢して、とうとう言った「勉強しなさい!」なのに、子どもはスルリと親をかわし、まるで親のせいで勉強しないのだ、と言い切って自分の部屋に行ってしまう。親としてはイライラがつのってたまらない。かわいさ余って憎さ100倍。こんな時、どんな対応をとるのがいいのでしょうか。

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勉強する子の親の対応

 勉強する子の親は、ほとんどの場合、「勉強しなさい」とは言いません。「〇〇ちゃんは自分で勉強できるから、勉強しろって言わなくて済むのよ!うちの子だってちゃんと勉強してくれれば言わなくて済むのに。」って思いますよね。

 ニワトリと卵ではありませんが、子どもが勉強をするから親は何も言わないのでしょうか?それとも親が何も言わないから子どもは勉強するのでしょうか?

はっきり言えることは、勉強する子の親は「勉強しなさい」とは言わない場合が多いということです。よく勉強する子に話を聴くと、「親に勉強しろなんて言われたことないよ」とか「親は『そんなに頑張らなくていいんじゃない?』って言ってくる。」などの事を言います。こういう子ども達は、自分で勉強するという選択をして勉強しています。親が言ったから、親のために勉強をするのではないのです。自分が勉強しようと思ったから勉強をするのです。

勉強しない子の親

 よく言われることですが、自分が子どもの頃に勉強しなかった、もしくはできなかった親は、自分の子どもに「勉強を頑張らせたい」と思う傾向があるようです。自分は子どもの頃に勉強しなかったのに、自分の子どもには勉強しろとうるさく言うなんて、なんだか不思議な感じがしますが、実際そのような傾向があるそうです。もしかしたら、子どもの頃に十分に出来なかった勉強を、自分の子どもにさせることで、子どもの頃の悔しい思いや満たされない思いを癒そうとしているのかもしれません。

 しかし、「勉強しろ」とうるさく言われると、子どもは勉強をしません。小学校3年生くらいまでは、何とか親のために頑張るかもしれません。しかし、その場合、子どもが自分で選択して勉強をしているのではなく、親のためにやっているのですから、自我が芽生えて反抗期になれば、親の言うことを聞いて勉強することは難しくなります。

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 親が子どもに「勉強しなさい」という時、親は「あなたのためを思って言っているのよ!」と言いますが、子どもは「お母さんは自分のために言ってくれているのだ」などとは絶対に思いません。自分に勉強してほしいのは「親」であって、それは自分の気持ちではないのです。また、多くの場合、子ども自身も勉強をやらなきゃいけないことは分かっているし、何とか自分の体を動かして勉強に向かわなければならないと分かっているのです。自分の「勉強したくない」という気持ちと戦うだけでも大変なのに、さらにお母さんに追い打ちをかけられるのですから、子ども自身はとっても辛いのです。そして、自分が勉強をしないと親が悲しむことも何となくわかっています。子どもにとって親はとっても大切な存在であり、その親を悲しませている自分を心の中で責めることもあります。

子どもと親の関わり方

それでは、勉強しない子の親は、子どもに対してどのような関わりをしていけばよいのでしょうか?

はずはじめに、何度もうるさく「勉強しなさい」という事はやめた方がいい場合が多いです。どんなにイライラしたり心配になったりしてもです。そして、なぜ勉強できないのかを、否定せずに根気強く聞いてあげましょう。
母:「○○くんは勉強が嫌いなの?」
子:「嫌いだよ。だってつまらないもん。できないし・・」
母:「そっか~。つまらないんだ。どんなところがつまらない?」
子:「どうせやってもできないし。・・・」
母:「どうせやってもできないって思うんだ~。お母さんはそうは思わないけどな~。」

少しずつ、固くなってしまった子ども心を解いてあげましょう。様々な場面があると思いますが、ポイントは、子どもが思っていることを、そのまま否定せずに聞いてあげるという部分です。何に対してつまずいているのかは、一人ひとり違いますが、口では何と言っていても、子どもは心の底では親にいろんなことを聴いてほしいと思っています。

まとめ

親の子どもへの愛情は必ずしも絶対ではないけれど、子どもの親に対する愛は絶対である、と言われます。子どもは親が大好きです。そのことを忘れずに、常に親は子どもの応援団であり最高の見方であってほしいものです。また、子どもが夢を語る時も、どんなに無理そうに聞こえる夢であっても否定せず、その理由などを聞いてあげましょう。そして、その夢を実現していくためにどのような勉強が必要なのか、どんな道をたどったら夢に近づけるのかを一緒に考えてあげるのも楽しいですね。

 親は子どもにとって、応援団であって、支配者ではありません。勉強をやらなきゃいけないけれどなかなか勉強に向かえず苦しんでいる我が子に対して、一番の相談相手になってあげる事。敵ではありません。子どもが最も相談したい相手は親であることを忘れずに、気長に子どもを信じて、いつも笑顔でいてあげてください。

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