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東大合格が目標ではない!?でも公立1位!日比谷高校の教育の特徴

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都立日比谷高校は、ここ数年で東大合格者数が伸びてきている。しかしこの学校の教育の目的は、東大合格者を増やすことではない!と断言する都立日比谷高校校長先生。いい大学に合格することが人生のゴールではない。教育のすばらしさと可能性を感じさせてくれる学校マネジメントの在り方を見ることができます。

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東大合格者数が公立高校で第一位「都立日比谷高校」

公立高校では、東大合格者数1位である「都立日比谷高校」。

かつて、
夏目漱石(作家)、利根川進(ノーベル生理学・医学賞)、岸博之(元官僚)らの

著名な生徒を輩出しているこの学校は、2012年に竹内彰校長が就任して以来、

少しずつ東大合格者数を伸ばし、

2016年:53人
2017年:45人 と、公立高校で1位を記録している。しかし、

『世界一受けたい授業』の中で、この学校の目標は、

東大合格者を増やすことではないと断言し、そのうえで、この学校の目標を、

「世界でリーダーシップをとれる生徒を育てる事」とした。

徹底してこのことを目標に教育が行われている。

生徒たちがすくすくと育っている場面を番組内でたくさん見ることが出来ました。

学校マネジメントとして見ても、世界を見すえて教育を行っていくこと、また、

誰でもが納得のいく目標を掲げ、保護者も生徒も教員も、この学校を取り巻くすべての人が、

この学校の目標を明確に理解することができる。

一本の柱が学校教育の中心にしっかりと立っていることで、

すべての事が分かり易く合理的に働いているように感じられます。

東大合格よりもリーダーシップを育てる教育

この学校の目標は、「世界でリーダーシップをとれる生徒を育てる事」。

従って、授業や行事もこのことを意識して行われているようです。例えば授業。

一般的には先生が教鞭をとり、生徒は椅子に座って黒板をノートに写す。

最近ではアクティブラーニングも取り入れられてきていますが、この学校のように、

生徒が先生になり授業を進める、という事は、なかなかないのではないでしょうか。

番組内では、生徒が英語で他の生徒に向かって授業をしていたり

英語でクイズを出したりしていました。国語など英語以外でもこのような授業スタイルが見られました。

世界で活躍するには、受け身の姿勢ではなく、

自分発信し、提言できる力が必要であること、そして、プレゼン力が不可欠です。

プレゼン力をつける行事として興味深かったのが、

自分の好きな本がいかに面白いかをプレゼンするバトル=「ビブリオバトル」

どの本についてプレゼンするかよりも、

どのように相手を説得できるか、興味を持たせることができるか、

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ということが大切になりそうです。1年生でも優勝者になることができます。

また、黒板は1つの教室に3つあり、

長い数式でも同時に3人が黒板に書いていくことが出来るなど、

ちょっとした工夫も毎日の積み重ねとなれば大きな成果になってくるのかもしれません。

東大合格は後からついてくる!徹底した方針の特徴

結果的に東大合格者数が増えてきていますが、これはあくまでも

後からついてきたもの、という感じがします。それよりも、

世界でリーダーシップをとれる生徒を育てる事

この明確な目標が学校の特徴となり、魅力を増しているように思います。

この目標に沿って、勉強以外にも、リーダーには欠かせない、

「仲間との協力」を学ぶために、

95%の生徒が部活動に参加して、決められた時間内の活動する。

臨海学校、体育大会、合唱祭、スキー教室、文化祭での劇(全クラス)など、

共同作業の難しさと喜びを学んでいきます。

すべての活動が、「世界のリーダーになるため」という目標に向かっているため、

教育内容に一貫性を感じることが出来ます。

また、どんな分野にも、リーダーになる人材が必ず必要であること。

それなのに、あまりリーダーになりたい人がいない、という今の日本。

竹内彰校長先生は、今の現状とこれからの日本と世界を見すえ、

これから絶対に必要になるリーダーになれる人材を育てることを

使命として進んでおられる事をうれしく思うとともに、

教育者として広い視野を持ち、それを実行する権限を持った校長先生が

学校にとっていかに大切であるかを実感させられます。

日本にはたくさんのすばらしい校長先生がおられることと思いますが、

学校マネジメントについてあまり分かっていないという校長先生も

まだまだ多いと思います。竹内彰校長先生のような明確なビジョンをもった

校長先生が、これから日本に増えてくることを期待します。

まとめ

有名大学に合格させる力がある学校は私立!と、お受験戦争は加熱するばかりですが、

公立高校にも素晴らしい学校があるということが希望でもあります。

今までは、従順に辛抱強く働く労働者を育成することが目的であった学校は、

ここにきて、世界で活躍することが出来る人材、また、リーダーになれる存在を

育成することが学校の目的に変わりつつあります。またこれからは、

会社に就職するだけではなく、起業する人も増えてくるでしょう。

教育がこれからの日本を支える根幹になることは間違いありません。

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