教育

子供の脳を変形させる教育に注意!スマホや暴言も脳の委縮の原因?!

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子どもの脳を変形させるという「不適切な養育」、マルトリートメント。今、話題になっていますが、ちょっとした親の言動が、子どもの脳に影響を及ぼすという話。何気ない日常の言葉や行動が、子どもの健全な脳の育成を阻害しているかもしれません!

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子どもの脳が変形する教育「マルトリートメント」に注意!

子ども脳を変形させるほどの威力があるという、マルトリートメント

先日、世界一受けたい授業の中で、福井大学教授の友田明美先生

お話なさっていました。

え?こんなことで?と思うような、日常的な親の行動が、

子どもの脳を変形させる可能性を持っているという話でした。

例えば、お風呂上りに、裸でうろうろする親を見ていて、

子どもが本当に嫌だと思っている場合(心から嫌だと思っているという事がポイントですが)、

やはり脳に悪い影響があると言います。

お風呂上りに裸でうろうろすることは、親にとっては普通の事かもしれません。

しかし、後からやってきて育ってきた子どもにとっては、

普通ではないかもしれませんね。

マルトリートメントとは、こんな風に、日常生活の中で、親がふいにやっている

言動が、子どもが成長するうえで「不適切」であるということ。

そして、それが、脳にまで影響を及ぼすとというのが怖いところです。

しかしこれは、心理学を少しでも勉強したことがある人であれば、

特に不思議には思わない、むしろ、子ども達のいろいろな様子を、

「脳」を通して確認できる、といった具合だと思います。

脳に変化が起こっている、ということが明らかになれば、

いろいろな教育法の良し悪しを判断する、一つの目安となり得ます。

スマホを与えすぎると子どもの脳が変形!

このマルトリートメントの中で、意外と強烈だという印象を受けたのが、

スマホでの育児

手が離せない時に、子どもがいろいろと言ってきたり、甘えてくると面倒。

今は黙っておとなしくしていてほしい、と言う感じでスマホを渡しておく。

子どもは静かにスマホに夢中になってくれます。その間に親は

いろいろな仕事をこなすことができ、便利です。

しかし、子どもがスマホを長時間使用するとコミュニケーションの力が落ちるのだとか。

そのことは、今までも何とな~く話題にはなっており、

「スマホを長時間触っていると親との会話が無くなり良くない」という事は

言われていました。しかし、今回、これが単なる習慣的なことではなく、

「脳」に変化が現れる、ということが分かってきたのです。

具体的には、感情をコントロールする「脳梁」という部分が、

スマホによる育児をしていた子どもの脳では、通常の脳よりもだいぶ

小さくなっていた、ということが分かっています。

写真のそれぞれの脳の真ん中あたりの白い部分が脳梁です。左の画像に比べると、

右の画像はだいぶ、その白い部分が小さいのが分かると思います。

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そのまま成長し大人になると、集団生活ができない、ということになる

という可能性もあります。今まで、

「子どもにスマホを持たせていいのかどうか」
「何歳からスマホを持たせるべきか」
「持たせないと仲間外れになるのではないか」

などなど、スマホをめぐる教育の悩みが尽きなかったわけですが、

ある意味で決着がついたと言えます。

スマホを与えるのであれば、1日1時間、と時間指定をきちんとする必要があります。

親がその管理を怠れば、子どもはコミュニケーション下手な大人に成長する

かもしれません。もし、親がしっかり管理できないのであれば、

できる限り大人に近づくまでスマホを持たせないほうが、

子どもの脳の成長には有効であるということです。

子どもが欲しいと言うから、子どもの友達が持っているから、

などの簡単な理由で、子どもにスマホを与えるのは、

子どもの脳の成長にとって危険だと言えます。

もし持たせるのであれば、きちんとルールを作り、守らせる

という、親の決意も必要になってきます。

また、小さな子どもがうるさいから、という理由で、子どもにスマホを与え続けることも、

大変危険であるという事を、大人がしっかりと理解しておかなければ

なりません。

子どもの脳は暴言や過度なしかり方によって委縮

もう一つ、衝撃的だったことは、

体への暴力よりも、言葉の暴力の方が、脳への影響が大きい、という事実。

体への暴力  言葉の暴力

一見、体への暴力の方が、よっぽど教育として悪いように思われます。

しかし、脳への影響は、言葉の暴力の方が大きいようです。確かに

回数的には、言葉の暴力の方が多いでしょうし、日常的に行われる

危険性があると言えます。

「お前なんか産まなければよかった」
「お前がいるからお母さんは不幸なんだ」

というような、存在を否定するような暴言は、子どもにとって大きな心の傷になりますが、

それと同時に、脳の「聴覚野」に影響を及ぼし、

耳は健康なのに音が聞こえないという、心因性難聴を引き起こすこともあるそうです。

別の著書「賢い子に育てる究極の法」瀧靖之著 の中でも、

叱る、怒るということについては記述があります。

あまりに日常的にガミガミ怒られる子どもは、ストレスから

海馬が委縮すると言います。また、体罰や無視、親の喧嘩、離婚などは、

海馬だけではなく、「帯状回」という感情を司る領域も委縮させるといいます。

いずれにしても、子どもがストレスを感じたり、存在を否定されたりするような

言葉が日常的に発せられる家庭環境では、子どもの脳は少しずつ

悪い方に変形している可能性があるという事です。

気を付けなければいけません。

しかし、子育てをしていれば、どうしてもしっかりと叱る場面も必要です。

友田先生は、その場合には、暴言を吐くのではなく、

要点を絞って、60秒以内で叱ることをススメています。

だらだらと感情に任せて怒りつづけるのは、良くありません。

まとめ

最近は、教育の方法が、「脳」から見えるようになってきています。

子どもに対する毎日の声がけは、子どもの人生をも左右すると言えます。

そうはいっても、大人にも余裕がなければ、子どもにあたってしまう、

ということも起こり得ます。

極論を言ってしまえば、大人ももう少し、時間にも心にも余裕があると、

子どもに対する声がけもまた変わってくるのかもしれませんね。

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