お月見がやってきますね。お月見って毎年聞くけれど、なかなか楽しむまでにはいかない、そんな日ですね。それでも日本各地でお月見イベントは少しずつ行われているようです。また、月が持つ不思議な魅力は、日本人の心から離れることはないようです。
今年のお月見のお天気はいかに?!
そもそもお月見はいつなのか、ということなのですが、
旧暦の8月15日の満月は、一年の中で最も明るく美しいとされ、
この日のお月様を、中秋の名月と呼ぶそうです。
旧暦の8月15日は、今の太陽暦に当てはめると、毎年違う日になり、
今年(2017年)は10月4日になります。
いよいよですね。
しかし実は、中秋の名月(十五夜)=満月とは限らない。
十五夜はあくまでも日にちの事なので、月の満ち欠けとは重ならないこともある。
今年もどうやら、10月4日のお月様は満月ではないそうです。
ちょっと残念ですね。ちなみに満月は10月6日だそうです。
それでも晴れていれば、きっときれいなお月様を見ることができます。
そして肝心のお天気ですが、曇るところもありますが、晴れの予報が多いようです。
また、「日本百名月」というものもあるらしく、認定されているところが増えているよう。
「日本百名月」とは月を観光資源とし、日本文化として広める日本初のプロジェクト「日本百名月プロジェクト」の一貫として登録される。夜景情報の発信や「日本新三大夜景」などの夜景認定事業を行う夜景観光コンベンション・ビューローが手がけており、一定の選出基準と共に、全国約4700人の夜景鑑賞士が選定する。まずは100カ所を認定し、「日本百名山」のようなブランド化を目指している。
「日本百名月プロジェクトがスタート!気になる認定地は?」 より引用させていただきました。
https://news.walkerplus.com/article/74985/
お月見スポットってあるのかな?
「日本百名月」はこれからさらに増えていくことになりそうですね。
今は20以上の場所が認定されていると思います。
その中から、NHK「あさいち」で放送された名所を取り上げてみましょう。
①スカイツリー
現代の象徴である「ゴージャスな夜景」と、昔からある「月」のコラボが見られる!
②岐阜県 海津 月見の森(展望舞台)
③静岡県 伊豆 北川温泉
③神奈川県 藤沢市 江ノ島
④滋賀県 大津市 石山寺 (FAX番号はNHKの番組内ものですのです!掛けないでください!)
これから少しずつ、お月見を楽しむ人たちが増えていきそうな予感がしますね。
④の石山寺については、紫式部が石山寺で月を眺めて源氏物語の一説を思いついた、
と言われているそうです。その月は、普通に空に浮かぶ月ではなく、
水面に移る月だったのではないか、ということが、昔の資料から見ることができるのだそう。
また、杯(さかずき)にお酒を注ぎ、そこに月を映して眺めた、
なんていう話もあります。
どこに行っても光がある現代とは違い、なんだかちょっとロマンチックな
感じもしますね。
お月見に月光浴?
「月光浴」という言葉もあるそうですよ。
月の光にはパワーが宿っていると考えられているそうで、特に、
女性をより美しくする力がある、なんて言われるようです。
月の光を何日か浴びるだけなのですが、お茶屋マッサージなどと組み合わせて、
女性の美容に良い、とか、内面的な美しさ、明るさを生み出す、または、
老化にもいいのだとか。
アメリカではサクセスムーンと呼ばれ、大切な商談をこの日に行ったり、
オフィスから月が見えるように設計したりと、
いろいろなところで月の神秘的な力を信じたり、または実感していたり、ということが
ありようです。確かに、月には魅惑的な美しさがあります。太陽とは違い、
静かだけれど、何か私たちの体に良いエネルギーを感じたりしますね。
月を眺めるだけで心が落ち着く気がするのも月が持つパワーでしょうか。
月の光だけで撮影した写真があるそうです。月光浴をしながらの撮影、ということでしょうか。
美しくも魅惑的な写真でした。(記事では写りがよくないですが。)
まとめ
お月見と言うと、お団子食べて、お月さま見て、というイメージですが、
少しずつ日本全国でお月見を楽しむ風潮が生まれているようです。
これから百名月が有名になっていけば、各地からいろいろなイベントの情報が
来るようになるかもしれませんね。