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子供も睡眠時間が不足?!寝るのが遅い事と学力の意外な事実!

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日本は睡眠時間が短い国と言われます。最近では、睡眠時間と脳の関係が取り上げられ、睡眠の重要性が今まで以上に語られるようになってきました。さて、日本の子ども達も、大人と同様、睡眠時間が短いと言われます。学力と睡眠の関係もささやかれています。テレビ番組や著書で最新の研究結果が取り上げられていますが、どうやら日本社会の在り方と不一致な部分が見えてきます。

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子どもに適切な睡眠時間

現在、小学生の多くは、10時前後に就寝、6時半前後に起床、というサイクルで

生活をしているようです。平均睡眠時間は8時間半~9時間が最も多く、

多くの小学生が8時間以上眠っているようです。

しかし、アメリカの国立睡眠財団は、それぞれの年齢での睡眠時間の目安を

次のように発表しています。

3歳~ 5歳:10~13時間
 6歳~13歳: 9~11時間
14歳~17歳: 8~10時間
18歳~64歳: 7~ 9時間
65歳以上  : 7~ 8時間

小学生は少なくとも9時間以上の睡眠を推奨しています。さらに、

今現在、朝スッキリと目覚めるという小学生は20~30%しかいない、という報告もあります。

仮に、朝6時に目覚める場合とした場合、遅くても夜9時に眠りたいところですが、

高学年ではそれが難しいのも事実です。

それにしてもなぜ子どもは、なかなか早く寝てくれないのでしょうか?

「はやく寝なさい!」というセリフはよく耳にします。

なぜ子どもは夜遅くまで起きていたいのでしょうか?

子どもの寝る時間が遅くなるのは何故?

日本の小学校は、8:10~8:30に始業するところが多いようです。

仮に家を7時半に出るとすると、6時~6時半には起床したい。

小学生は9時間~11時間睡眠時間がほしいので、

仮に10時間の睡眠時間を確保しようとすると、

8時~8時半にはベッドに行かないといけない計算になります。

さらに最近、興味深い研究結果が明らかになりました。

『入眠に関わるホルモン・メラトニンの産生時間を調べたところ、20代以上は、夜の10時ごろであるのに対して、10代の若者は深夜1時頃だった、という研究結果も報告されています。(脳を本気にさせる究極の勉強法より)』

要するに、10代の若者は、大人よりも寝る態勢が整うのがだいぶ遅い時間になっている

ということです。夜更かしをする若者を責めるのもかわいそうなのかもしれません。

小学生に必要な睡眠時間は9~11時間だけれども、
若者たちが眠くなるのは、深夜1時くらい、

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となると、結論としては、学校が始まる時間が早すぎるという事になります。

先日の「ホンマでっかTV」では、

中高生は10時以降、大学生は11時以降始業がベスト!ホンマでっかTVの詳細

という話がありましたが、小学校もせめて8時半以降に始業にし、

小学生を7時まで寝かせてあげたいものです。

子どもの睡眠と学力

最近の「脳」の研究から、睡眠は「脳のクリーニング」ということが

分かってきています。つまり、睡眠不足は自分の脳をゴミ屋敷にしているのと同じ。

当然子どもの学力に大きな影響を及ぼします。

アメリカのある学校では、上述の調査結果を受けて、

睡眠時間を確保するために、登校時間を遅らせたそうです。

その中には、生徒がゆっくり眠れて、成績が上がった、という報告があるのだとか。

最近では、小学生が夜10時くらいに塾から帰ってくるような生活になっていたりします。

最新の「脳」の研究結果から行くと、夜遅くまで勉強するよりも、

しっかりと睡眠時間を確保できるように生活を変えていくほうが効果があると言えそうです。

『賢い子に育てる究極のコツ』の中でも、

短時間睡眠は、たとえ自分がそう感じていなくても、心身ともに大きなストレスを与えます。つまり、睡眠不足になるとそれだけで海馬が育たなくなってしまう可能性があります。

と書かれています。海馬は脳の司令塔であり、記憶を司ると言われます。

その海馬が育たないとは何とも恐ろしい事です。

まとめ

今回は、子どもの睡眠についてみてきました。意外な事に、

早起きは『三文の徳』ではないようです。今回は触れていませんが、

日本の大人も、世界的に見ると睡眠時間が足りていません。

睡眠時間が足りていない事で、認知症のリスクも上がるとか・・・。

まずは、ホンマでっかTVでも話題になったように、

世界の流れに取り残されないように、学校の始業時間を遅らせる処置を国がとることが期待されます。

お弁当を作らないといけないお母さん方は、5時に起きています。

子どもの学校が早く始まれば、親も早く起きなければなりません。

慢性的な睡眠不足の国民だらけの日本では、

本来の力が発揮できません。逆に、多くの国民が、十分な睡眠をとっていると

実感できるようになったら、国はどんなに生き生きと、生産的になるのでしょうか。

国力アップのためにも、政治家の皆さんも含めて、もう少し睡眠時間を確保できるよう、

考えていってほしいものです。

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